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元ネット回線営業・現役インフラエンジニアが語る「マンションのネットが遅い理由」

回線を使い始めた当時は快適でも次第に

夕方や23時頃、ネットが遅くなってくることがあります。

 

当然ですが、マンション内で回線の利用率が高くなれば速度が遅くなります。

 

今はネット回線と言えばインターネットよりもアマプラやNetFlix、Youtubeをテレビで見る方が比重が高いかも知れません。

 

我が家は私以外はみんなディズニーチャンネルが好きです。

これらの動画に必要な回線速度の目安はこちらです。

 

解像度 必要な下り速度の目安
SD(480p) 3~4Mbps
HD(720p) 5~7Mbps
フルHD(1080p) 8~10Mbps
4K(2160p) 20~25Mbps以上

 

私は今のマンションでソフトバンク光から大阪ガスのインターネットに切り替えて1年程はかなり快適でした。

※光コラボ→ケーブルTV系

 

最近は遅さを感じる機会が増えましたので、切り替えを検討しています。

 

かなり昔の話になりますがネット回線の営業をしており、現在はインフラエンジニアの私が、「なぜマンションのネットが遅くなるのか」を、技術と現場の両面からやさしく解説します。

 

 

私の自宅の速度

丁度0時の速度です。

オンラインゲームや特別重い処理をしなければ

通常これだけ出ていれば十分です。

 

広告で1G出ます!10G出ます!と書いてますが、

あくまでベストエフォート(理論的には)なので、

まあ、こんなものです。

インターネット速度テスト画像

問題はこの速度が安定的に出ているかです。

 

インターネットが遅いと感じたときは

インターネット速度テストで検索するとすぐに測定可能です。

 

これくらい出ていればTVでのネット視聴も問題ありません。

 

私の家のコンセント

汚い写真ですみません。

将来用は現在も使われておりません。

 

なので私の家のではVDSLかケーブルTV系の回線が選択肢となります。

 

将来用、、使われないまま・・

 

自宅コンセント画像

光回線でも遅くなる?


「うちは光回線だから速いはず」実際に使ってみるとZoomで音声が途切れる、動画が止まる……そんな経験はありませんか?

 

私はスマホでのWIFI利用時と夕方のZOOM利用で遅さを感じる機会が増えてきました。

 

なぜこんなことが起こるのでしょうか?

光でも遅い人が多い理由


1つ目の原因は、「光回線=部屋まで光ファイバーが来ている」

とは限りません。

 

実際には、「マンションタイプ」と呼ばれる集合住宅向けの

契約では、建物までは光ファイバーが来ていても、そこから各部屋までは電話線やLANケーブルで分配されているケースが多いのです。

 

特に古いマンションではこの傾向が顕著で、

「VDSL方式」と呼ばれる配線方式が使われていることがよくあります。

 

VDSLとは、建物の共有部(MDF)まで引かれた

光ファイバーを、部屋までの既設の電話線で届ける仕組みです。

 

つまり、「光回線」という名目で契約していても、最後の部分は“電話線”というアナログな経路を通っているわけです。

 

このような構造では、最大速度が100Mbps程度

制限される上に、複数世帯で帯域を共有するため、夜間など混雑時には著しく速度が低下することもあります。

 

光ファイバーが「部屋まで届いていない」可能性
確認すべきは、「自宅の配線方式」です。
部屋の壁を見てみてください。以下のような差し込み口になっていませんか?

 

  • 電話用モジュラージャック(VDSLの可能性大)
  • LANポート(LAN方式 or VDSL)
  • テレビの同軸端子(JCOMなどのケーブルテレビ系)
  • 専用の光コンセント(SC/APC端子など) ←これがあれば**光配線方式(FTTH)**です!

光コンセント画像

 

光コンセントがあるかどうかで、配線方式がわかる

NTTの光コンセント

▲ 写真右下にあるのが「光コンセント(SC/APC)」。
この端子がある=光配線方式(FTTH)の可能性大。つまり、光ファイバーが部屋まで届いている状態です。

各端子の意味(画像内参照)

  • 光(SC/APC)端子:光ファイバーを直結する専用差し込み口。FTTH対応。
  • TV(同軸)端子:JCOMなどのケーブルTV回線。インターネットも提供可能だが速度に難あり。
  • 未装着モジュール:ここにVDSLモデム用の電話線ジャックやLAN端子が設置される場合もある。
  • NTTマーク:NTT系(フレッツ光・光コラボ)を使っている物件でよく見られる。

この光コンセントがない場合は、「VDSL」や「LAN方式」になっている可能性が高く、回線速度に影響します。

 

つまり、「光回線に申し込んだ」ことと、「光ファイバーが部屋まで届いている」ことは、まったく別の話です。

 

回線が遅い“本当の原因”は「方式」+「空き状況」


前のセクションで紹介した「配線方式」は、たしかに

速度を左右する大きな要素です。でも実はそれだけではありません。

 

冒頭にもお話しましたが、

「回線の空き状況(混雑度)」です。

 

配線方式が良くても「混んでいたら」意味がない
たとえば、あなたのマンションが光配線方式(FTTH)だったとしましょう。


理論上は1Gbps以上の通信ができる環境です。
でも、実際にスピードテストをしてみたら10Mbpsしか出ない…。

 

その原因のひとつが、同じ回線を使っている世帯が

多すぎること=帯域の混雑です。

 

フレッツ光などの光コラボ系(GMO、OCN、So-netなど)

を他の住人も使っている

つまり、配線方式が良くても、マンションの場合は混雑リスクは

ついて回ります。

 

別網を試してみよう

私の場合は光コラボ(VDSL)→ケーブルTV系と使用してきました。

最近は解約金も安くなり、乗り換え時は新しいプロバイダが解約金

を補填してくれることが多いので、少しでも遅いと感じれば回線を変える金銭的

デメリットは余りありません。

 

現在の回線 検討すべき回線(別網)
NTTフレッツ/光コラボ auひかり(KDDI)
JCOM NET(ケーブルTV系)
auひかり(KDDI) NTTフレッツ/光コラボ
JCOM NET(ケーブルTV系)
JCOM NET(ケーブルTV系) NTTフレッツ/光コラボ
auひかり(KDDI)

 

自分の「今の回線」が何なのかを確認しよう

まず自分の使っている回線と配線方式を把握することです。

 

確認すべきはこの2点

  • 建物の配線方式(VDSL/光配線/同軸など)
  • 回線の種類(NTTフレッツ系 or 独自回線)

 

今がNTTフレッツ系(光コラボ含む)なら、選択肢は限られる
多くのマンションでは、「フレッツ光」「GMO光アクセス」「OCN光」など、
NTTの設備を使った“光コラボ”タイプが主流です。
(実は“中身は同じ”)

 

この場合、プロバイダ変更で速度が改善することもありますが、
帯域や空き状況に限界があるため、改善幅はそこまで大きくありません。

 

だからこそ、「別の回線網」に切り替える方が期待できます。

現在の回線がNTTフレッツ/光コラボ系以外

(NURO、auひかり、ケーブルTV系)で遅く感じる

場合はNTTフレッツ/光コラボ系に変更してみるのもアリです。

 

✅ 別の回線網に切り替えることで、「混雑」という構造的な問題を根本から解決できる可能性があります。

 

G.fastはVDSLの救世主になるか?

ウチにこんなチラシが入ってました。

G.fastは簡単に言うと、電話回線を使ったVDSLでも

速度改善しました!という代物です。

 

これはマンションによって対応状況に差はあると

思いますが、ちょっと試してみようかなと考えてます。

 

G.fastチラシ画像

 

実際に検討してみたい人へ
以下に、代表的な光回線・プロバイダの比較表をまとめました。
あなたのマンションの配線状況や生活スタイルに合わせて、参考にしてみてください。

 

\回線ごとのキャンペーン一覧/

回線名 特長 キャンペーン
GMOとくとくBB(auひかり) 高額キャッシュバック/フレッツから乗り換えしやすい キャンペーンを見る
auひかり 独自回線で混雑に強い/auスマホとセット割 キャンペーンを見る
J:COM NET TVとまとめて割引/導入しやすいケーブル回線 公式サイトを見る

 

主要プロバイダ特徴

 

回線名 回線方式 最大速度 混雑の起きにくさ 月額費用の目安 導入しやすさ 主な特徴
NTTフレッツ/光コラボ
(GMO、So-net、OCNなど)
光配線 / VDSL / LAN(建物次第) 1Gbps △(混雑しやすい) 4,000〜6,000円 ◎(全国対応、工事済多数) 事業者が多く選択肢豊富、IPv6対応で改善余地あり
auひかり(KDDI) KDDI独自光回線 1Gbps ◯(プロバイダ一体型で混雑に強い) 5,000〜6,000円 △(導入できないマンションも多い) au/UQモバイルとセット割あり、地方は弱い
JCOM NET(ケーブルTV系) 同軸ケーブル(CATV) 最大1Gbps(プランによる) △(上りが特に弱い) 3,800〜5,000円 ◎(既設TV配線利用で導入しやすい) テレビとセット契約で割安、速度より料金重視向け

「ネットが遅い」と悩むなら、“選び直し”も選択肢

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。

ネット回線の速度って、「契約名」や「理論値」だけでは見えない部分がたくさんあります。実際には、

 

  • 建物の配線方式(VDSL/光配線/同軸)
  • その回線を使っている世帯の多さ(混雑状況)

 

この2つが回線速度に大きな影響を与えています。

 

私自身、営業時代の経験やインフラエンジニアとしての知識を活かしながら、自宅の回線を試行錯誤してきました。だからこそわかるのは…

 

✅ 「ネット回線」は“引っ越し”しなくても変えられる
✅ 昔よりも「乗り換えやすい時代」になっている

ということです。

 

マンションだから…と諦めず、「今の配線」「混雑の少ない別回線」に目を向けるだけで、驚くほど快適なインターネット環境を手に入れられるかもしれません。

 

まとめ

 

回線改善の第一歩を踏み出すために、3つのステップでまとめました。難しい知識はいりません。

 

🥇 ステップ1:今の配線方式を確認しよう
壁の差し込み口をチェック(光コンセントがあればFTTH)

不明なら管理会社やプロバイダに聞く

 

🥈 ステップ2:夜間の回線速度を測ってみよう
fast.com や Speedtest.net でOK

20Mbps以下なら動画視聴にも影響が出始めるレベル

 

🥉 ステップ3:別網の回線を比較してみよう
同じマンション内でも、**別の物理回線網(auひかり、JCOMなど)**に切り替えると改善することも

 

それではよいインターネットライフを!

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