
十分な予兆と、ある種の美学を伴って、その日は到来した。
リビングのドアが、唐突に、その存在を拒むかのように沈黙したのである。
数日前より、その機構はひそやかに衰弱していた。
しかし、その衰弱は、まるで舞台役者が幕が降りる直前に見せる最後の昂揚のように、わずかな光沢を帯びていた。
そして今、鍵という権威を持たぬはずの扉が、突如として不動の城門と化す
──その事件は、わが小さき城における、実に深刻なる謀反であった。
と三島由紀夫風に初めて見ましたが
どうでしょう。
そうなんです、リビングのドアが
謀反を起こしました・
型番を調べて、Youtubeで動画を探して
修理するだけではありますが、多少の注意点がありましたのでシェアしたいと思います。
ドアが開かないマンションの夜
数日前から明らかに不調、でも一応ドアノブと
しては機能していましたが、鍵の機能を持たない
ドアノブがある日、開かずの扉となりました。
修理決意
業者を呼ぶか、己で挑むか──中年DIYの幕開け
我が家は分譲賃貸、大家さんに相談すれば、
無料で直してくれる可能性もある。
だが、大家さんと駆け引きしてそこから数日待って・・・
そんな猶予は無い、既に自由な行き来が失われてる。
そもそも私は50代になったらDIYおじさんになりたいという
願望がある、これくらい自分でやらなければいけない。
まずは動画を確認
動画を見てイメージトレーニング
特に蓋の取り外しはこの動画のように
簡単にはいかなかったです。
まずは取り外してみよう
赤枠の向きは念のために残しておきました。

取り外した後はこんな感じです。
ネジを入れるところがかなり緩くなっています。

取り外して分かったこと
- ネジ穴が大きくなっている
- 正確な型番を把握 8ST-51
今回はドアノブ自体が壊れたのではなく、中のラッチと呼ばれる部分の破損。
もし取り外しを事前にしていなければ違う型番のものを購入していたかも知れません。

ネジ穴が大きくなっていたので、専用のパテも購入しました。
パテはこんな風に埋めました。
こんな感じでもネジは入ったので大丈夫です。
パテを埋める前に、先の尖ったドライバーで穴を綺麗にしておく必要があります。

もし事前に取り外して無かったら
正確な型番を知れず、ネジ穴の状態にも気づけず
無駄な買い物をした上に、元に戻るまで時間が掛かってしまったかも知れません。
ノッチとパテだけの購入で済んだので、2000円くらいで収まりました。
そもそも古い建物でこそ発生しやすいと思いますので、事前に型番は確認しておいた方が無難です。

私は決してDIYが得意ではありませんが、
なんとか無事に直す事が出来ました!
光回線の最新比較と節約のポイント
FAQ
Q1. マンションのドアノブが開かなくなった原因は何ですか?
A. 今回は「ドアノブ本体」ではなく、中のラッチと呼ばれる部品が破損していました。鍵のないドアでも、ラッチが壊れると完全に開かなくなることがあります。
Q2. 修理の前に何を確認すべきですか?
A. 必ず型番の確認とネジ穴の状態のチェックを行いましょう。取り外してみないと正確な型番が分からない場合が多く、間違った部品を注文すると時間とお金が無駄になります。
Q3. DIY初心者でも直せますか?
A. 基本的な工具(プラスドライバー)と手順動画があれば可能です。ただし、古い建物ではネジ穴が広がっている場合があるため、パテなどの補修材を用意しておくと安心です。
Q4. 修理費用はどれくらいかかりますか?
A. 今回はラッチとパテのみの購入で約2,000円で済みました。業者に依頼すると数千円〜1万円以上かかる場合があります。
Q5. 賃貸物件の場合はどうすればいいですか?
A. 大家さんや管理会社に相談すれば無償で修理してくれる可能性があります。ただし、修理までの待ち時間が長い場合は、自分で直す選択肢も検討できます。