
都市で働き、家族と暮らし、
裕福とは言えないものの、
まあ。一般的な核家族。
収入がどう、仕事がどう、というより、
多少の波はあったとしても、
今のインフレは
構造的に「そのうち落ち着く」類の
話じゃない気がする。
投資を含め、
生活防衛を考えている人は少なくないと思う。
僕もその一人。
そこで僕が考えているのが、
「農を生活に取り入れる」という選択。
中年になると、本当にカルビが食べられない(笑)。
※特に脂っこいやつ
食べたものが身体に及ぼす影響を、
若い頃よりはっきり感じるようになりました。
納得できる食べ物を食べたい。
それも、農に興味を持った動機のひとつ。
住む場所。
食べるもの。
働き方。
一度決めたら、変えるのが大変。、
変えない理由はいくらでも見つかる。
子供がいると、なおさら。
農業に関しては数年前から興味があって
実際に、土地を探しに行ったりしてました。
ただ、そのときは
生活に組み込むところまでは
踏み切れなかった。
それでも、あらためて挑戦してみたいと思ったのは、
農には
「生活コストを下げる力」と
「ビジネスになる可能性」
その両方を、可能性を感じてるから。
神戸市ネクストファーマー
農地法第3条の制限があって、
誰でも自由に農地を買えるものではない。
実際に動いてみて、そこには早い段階で突き当たった。
生活の中に農を取り入れたいと思っても
そこから先に進む糸口が見つからなかった。
農地ではない広い土地を買って、
自然農法を試すという選択肢も考えた。
ロマンはある。
でも、今の生活から乖離が大きすぎる。
そもそも、そんな物件は見つからなかった。
そんな中で見つけたのが、
神戸市ネクストファーマーという制度。
年間およそ100時間の研修を受けることで、
正式に農地を借りることができる。
働きながら農に触れる前提で設計されている。
これは、自分にとってかなり現実的だった。
いきなり始めるのではなく、
学ぶフェーズから入れる。
生活を壊さずに、農を組み込める。
調べていくうちに話が進んで、
2月から研修を始めることになった。
この制度を知ったきっかけは、この一冊。
具体的な農業戦略から、
向き合い方や心構えまで整理されていて、
考える上で参考になる部分が多かった。
妻の反応
これはスローライフの話じゃなくて、
中年の生存戦略の話。
一時的には収入はきっと減るし、
住む場所もいずれきっと変わる。
家族との調整も重要になる。
あまりにもプライベートな話なので、
詳細は割愛。
反応としては、どちらかと言うとネガティブ寄り。
まず、今住んでる場所は、地域も家も申し分ない。
子供が幼稚園、小学校と上がっていくにつれて、
地域とのつながりもできている。
妻の気持ちもわかる。
ただ、経済的にも精神的にも、
今の延長線を続けるのは、僕には難しい。
妻は、僕が農に興味があること自体は知っている。
でも、それが現実の動きになった瞬間、
いろいろ思うところが出てくるんだと思う。
どういう展開になるかはわからない。
だから、時間をかけて話していくしかない。
AIの時代
AIの登場は、
パラダイムシフトと言っても大げさじゃないと思っている。
口には出さないけど、
IT系の経営者の本音は、
だいたいこんなところじゃないかな。
「コアメンバーだけ残して、あとはAIで回せる」
日本の雇用は法律で守られている分、
変化のスピードは緩やかかもしれない。
それでも、この流れが来ないとは思えない。
というか、もう確実に来ている。
パソコンで完結する仕事は、
いずれ何らかの形で代替される。
程度の差はあっても、
この前提は動かない気がしている。
そう考えると、
一次産業に近いほど、
影響は相対的に小さい。
少なくとも、
全部が画面の中で完結する仕事よりは。
人の役割の変化
IT業界で働いていると、
やはりAIのインパクトは大きい。
生産性の話に限らず、
雇用のあり方も含めて。
IT業界は近い将来、上位レイヤーの仕事しか無くなると思う。
AIの進歩がどのような過程を辿り、
どう着地するかはまだわからないけど、
設計が出来ること、ユーザーの意図がきっちり汲み取れたり
するようなちょっと情緒的なものが重要になってくる気がする。

全部を一気に変えない
サラリーマンは、当面は続けるつもり。
安泰かどうかは別として、
足元を不安定にしすぎないための役割。
一方で、家賃を含めた生活コストは、
時間をかけて少しずつ下げていきたいと思っている。
余裕がないと、選択肢は増えない。
これは節約というより、
自由度を上げるため。
農業を調べていくうちに、
そう簡単に収益が上がるものではないし、
場所と人に強く結びつく行為なんだと、
少しずつ理解出来てきた。
都心にも通える、
「ここなら現実的かもしれない」と思える場所が
見つかった分、
安易に始めたり、
すぐにやめたりする話ではないと感じている。
AIは、
中年エンジニアにとって、
かなり相性のいい拡張ツールだと思ってて
それを、
プライベートカンパニーという形で
どう提供できるか。
いまは、そのあたりも模索してます。
どれか一つに賭けるというより、
やりたいことを、
無理のない形でやっていく。
多職というやつでしょうか。
いまは、それらの準備期間。
スタート地点
全開で都会で生きてきた僕にとって、
農は、正直なところ未開の地。
最低限のストレッチや筋トレはしているつもりだけど、
少し竹を切っただけで、普通に疲れた^^;
一次産業は、
地域や人とのつながりがかなり重視される。
そのあたりも、自分にとっては新鮮だった。
家族との調整。
仕事を続けながら、どう着地させていくか。
多職というものが、本当に成立するのか。
考えてみると、なかなかワクワクする。
このまま何も変えずに年を重ねる、
という選択肢だけは、
自分の中から静かに消えつつある。
いくつかの軸を並べながら、
身動きが取りやすい状況を作って行きたい。
神戸市ネクストファーマーでの学びや、
生活や仕事との折り合い、
うまくいかなかったことも含めて、
その都度、書いていくつもりです。
それでは良い中年ライフを!
最終的にここまでいければ最高。