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【苫米地先生】「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める【読書レビュー】

こんなモヤモヤありませんか?

  • 仕事でイライラが止まらない
  • 家庭での小さな衝突が尾を引く
  • 頭の中がごちゃごちゃして疲れている

 

そんな時に出会ったのが、苫米地英人先生の『頭のゴミを捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』という本でした。

 

この本は一回目読んだ時と二回目に読んだ時はかなり印象が違いました。

その理由は抽象度を上げる事の重要性に気づいていなかった。

 

よく会話で抽象的過ぎる

みたいなのはどちらかというとネガティブなニュアンスで使われる事が多いと思います。

こういうのも価値観も「頭のゴミ」です。

 

今まで私達が触れてきた情報がいかに頭のゴミを増やす事なのか、本書では非常にロジカルに痛快に順序だてて説明されてます。

一方でロジカルに順序だてて説明する事が本質ではないとも書かれています。

 

価値観をぶっ壊す、これはロック♬です。

私はここ2年ほど(現在は2025年9月)価値観を壊す事がテーマでした。

なぜ価値観を壊す必要があるのか

仕事で上手く行かない事は誰にでもよくあることです。

私にもあって、その時「起業」しようと決めました。

 

一流の技術者にはなれなかったものの、20年近くのITキャリア、マーケティング、営業の経験もある、その気になれば起業出来るだろうと思ってましたね。

 

ですが、どうシミュレーションしても上手く行かないんですよね。

 

  • 感情的にやろうとしている
  • 夫婦仲も悪い
  • 長年のサラリーマンメンタル

 

幸いにも仕事で経営者や役員の方と接する事も多く、自分との違いをギリギリ残った冷静さで分析しました。

どうも、上記のような精神状態、価値観では起業なんて上手くいかないと気づきました。

 

極端に言うと価値観を変えないと、残りの人生上手くいかないと感じるようになっていた時に出逢った本です。

 

感情に浸る必要はない

会社や家庭で嫌なことがあって、イライラする、気分が滅入る。。

そもそも感情なんてものは生体反応であり、環境が変われば変わるものなので、そんなものに浸る必要はない。

 

痛快にばっさばっさと苫米地先生が斬っていかれます。

抽象度が低い人ほど感情に支配される、要は視点が低いので目の前の事しか見えなくなっていると。

 

私で例えると、明らかに私の方が理解している事柄について、偉そうに言われたとします。

これに対して気に入らないからと、やり返すと抽象度が低い行動となります。

「あーこの人は現場で困ってるのかな」

「こういう言い方しか出来ないのかな」

「自分に今までの対応にも問題あるのかな」

 

と考えを巡らせることによって、抽象度があがります。

そう、抽象度を上げる事って割と大変なんです(笑)

 

なんでも穏便に済ませという訳ではありません。

自身のゴールを明確にし、必要の無い感情は娯楽にするという、これもまた難しい事ですが、論理は理解出来ます。

 

ゴール設定といってもいきなり出来るものではありません。

なんの為に起業するのか、この本的に表現すると臨場感が足りないので、成功のイメージも腹もくくれない訳です。

 

自分の為にもう一度言います、抽象度が低い人ほど感情に支配されるのです。

 

他人のモノサシというゴミを捨てる

自分自身の価値観だと思い込んでるものが、実は他社から刷り込まれた価値観であり、自分のモノサシで生きていると思いながら、本当は他人から与えられたモノサシで生きている。それがあなたの真の姿なのです。

 

親、兄弟、友達、同僚、映画、漫画、CM至るところに言葉やコピーが溢れてます。

その中で自分が心地よかったり、かっこいいと思ったフレーズを価値観として刷り込んでます。

 

Youtubeのサムネや広告でもABテストして効果測定すると、どうしても煽るというか、本能に直結したようなコピーを使ってしまうものです。

 

例えば「お金持ちは絶対にしない習慣、5選」「20億円運用するトレーダー おすすめ銘柄」AはBである、こういう文字に晒されてると思考がそっちによっていってしまいます。

 

自身が心から求めている事についての理解がはっきりしている状態での情報収集をするのであればいいですが、ここがあやふやなまま、こういう文字にだけを見ていると不要な価値観を自ら蓄積してしまいます。

私がそうでした。

 

「本音にフタをするな」苫米地先生は仰います、もはや自分の本音がわからなくなってしまってる中年の私ですが、人生もうそんなに長くないと意識すると少し本音が見えてきそうです。

 

本音にフタをするな

私を含め、皆さんもきっと本音にフタしまくりです。

まずは一旦自分の本音を理解する必要があります。

 

  • 週に30時間労働で高収入
  • 家族で家庭菜園を営み、無農薬の野菜を日常的に食べる
  • 週に2回はサーフィン、サイズは腰腹メンツル
  • 週に一回はセンスのいいブラックミュージックが流れる場所にいく
  • 半年に一度は上戸彩並みの美女とロマンスを経験する

 

もう50歳の方が近い年齢なのに、なんと恥ずかしい本音を抱えてるのでしょうか。

日本人の精神の幼児性、ここに極まれり!

※私だけかもしれませんが

ご安心ください、苫米地先生はこれを大事に生きていけと仰ってる訳ではありません。

先生いわく、これはゴリラの幸福なのです。

 

本音をゴールの材料に

ゴールの設定には大事な要素が三つあります。

 

  • 本音にフタをしていないか
  • 自分以外の人間の幸せが組み込まれているか
  • 今の延長線上はいいゴールではない

 

例えば今の会社で社長になるというゴールは「頭のゴミ」を捨てるという観点で言うとよくないゴール設定という事になります。

 

出世欲があるのは悪い事ではないですし、それが心底「心が求める事」であれば、きっとこういう本に興味を示さないでしょう。

 

私は苦諦(くたい)という言葉が浮かびました。

苦しみの原因を探求し、最終的な心の安らぎ(悟り)へと至るための最初のステップとなります

 

他人の価値観で生き続ける事で、心も体も疲弊し続ける。

正直そういう人は少なくないと思います。

病気や事故、会社や家族と上手くいかない等、中年は色々と重なる事もあります。

 

苦諦体験がないとこういう本も心に入ってこないかも知れません。

ゴール設定のポイントは自己中心的な考えを無くし、自分以外の人間の幸せや喜びが入っていないと本当のゴール設定にならないということです。

食えなくなるというな

本当は〇〇をしたいけど、今の仕事を辞めると食えなくなるし。。

これもバッサリ斬られます、

 

事業というのは本来的にインカムが上下するもの

一時的に収入は減ったとしても、そう簡単に餓えない

 

これがサラリーマンメンタルが染みついてる人間にとっては一番受け入れがたい部分ではないでしょうか。

いやー理屈はわかる、わかるけど、怖い!

 

自分の中での折衷案として、今の仕事でゴールに繋げる何かを探そうと思います。

 

やりたい事に反対される

例えば起業でも車や家を買う、仕事で新しいプロジェクトをする。

何でもいいのですが、同意を得れないのは本人の臨場感が低いからと書かれています。

 

これはね、私は実感として結構理解出来るんですよね。

2~3年前、仕事も昼夜働いて、業務以外でもトラブル、家庭でも子供は生まれたてなのに忙しくて夫婦仲は最悪という時期がありました。

 

振り返ると今よりも何倍も頭のゴミを抱えていたと思います。

サーフィンに行くだけで険悪、それでこっちも疲弊する、正に負のループ。

※そんな時にサーフィン行くな問題は一旦棚上げ

 

その時と比べると、今は少なくとも夫婦感でも前向きな会話が出来ていますし、やりたい事も言える環境になってきました。

意識的に臨場感をあげようと考えていた訳ではないですが、徐々に脳内が整理出来てきてるのかなと思います。

 

仕事でもそうですが、中心メンバーに臨場感がなければ周りもついてこないと思うんですよね。

そう考えると、好き嫌いはさておき有名な政治家や起業家ってやっぱり臨場感ありますよ。

 

田中角栄さんなんていい例だと思います、学歴がない建設会社の社長が総理大臣になるなんて、明らかに社長時代から考えると延長線の未来じゃないです。

その世代では無いですが、その臨場感に日本中が圧倒されたんだと思います。

 

最後に

ほとんど自分用の整理に近い内容でしたが、本に興味を持って頂ける機会になれば嬉しいです。

 

本心にはフタをせず、抽象度を上げて、人生をゴールに捧げる。

中々簡単な事ではありませんが、私は結構刺さりました。

体現できるかはさておき。。

 

前半部分を中心にレビューいたしましたが、後半部分はゲシュタルトの話があります。

抽象度を上げながら知識を増やしてくという内容は実際に読まないと理解が難しいと思いますので、頭のゴミをスッキリさせたい方は是非読んでみてくださいね!

 

最近私が一番刺さった本です。
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