
先日、6歳の娘に「パパ、きもい」
と言われて、笑っているフリをしながら内心ズドンと来ました。
昔の自分を思い出します。
口が悪くて、母親にきつく当たってしまったこと。
あの頃は、自分が“同じ立場になる日”なんて、想像もしていませんでした。
仕事では“空気を読む”ことばかりが求められ、
家庭でも居場所がなく、誰にも弱音を吐けない。
それなのに、世間では「中年男性は特権的な存在」だなんて言われてしまう。
私自身、中年真っ只中。
ミッドライフクライシスのような経験を踏まえ、
それでもなんとか日々をやり過ごしています。
たまたま同日に気になる動画と記事を見て
再度、現代中年の生きづらさを整理してみたく
なりました。
現代中年の置かれている状況
こちらはXでフォローさせて頂いてる方の記事。
現代中年が置かれている状況を見事に言語化
されています。
中年男性に対して何を言ってもいい
という風潮はちょっと違いますよね。
男の生きづらさについて考えさせられる動画
動画のポイント
- 男性として生きることは孤独と冷遇の連続である。
- トランス男性はトランジション後に社会から避けられ、友人関係も難しくなる。
男性の自殺率が女性の2倍以上であり、その背景には助けを求めにくい文化がある。 - トランス女性も月経の痛みや不快を経験することがあるが、社会はそれを否定し続けている。
- 男性は「強くあれ」と社会から強制され、感情を隠すことが求められる文化に縛られている。
- トランス男性の家族や社会からの承認は容易ではなく、葛藤が多い。
- 性別の自己認識は流動的で、トランス男性の多くが男性としての生きづらさから再度女性に戻るケースも多い。
動画のコメント欄にも様々な意見がありました。
マッチョなコメントをしたくなる人もいるでしょう。
LGBTの政治的要素等は一旦抜きにして、わざわざ性転換まで
したのに思ってたのと違うという点が考えさせられる部分があります。
このポスター、今だと広告として
通用しないと思うんですよね^^;
でもこれ、ある意味いい時代ですよね。

男の癖に泣くな!の価値観
男は強く、感情を表に出さず・・・
これは逆説的に考えると、男はそもそも
面倒な生き物。
なのでせめて慎ましく生きる為の教訓、美学
なのかも知れません。
この価値観がハマる人もいますし、実際30代までは
なんの問題も無く過ごせる人も多いです。
ただ、この価値観は戦争や力仕事が減った
現代では生きづらさの原因の一つになるかも知れません。
ホワイト化社会
岡田斗司夫さんが仰るホワイト化社会は
既に現実のものとなっています。
ダーティな部分は全てネットで拡散されて、
クリーンでない企業は淘汰されていきます。
これ自体は、インターネット時代の
宿命だと思いますが、昭和の価値観が通用
しなくなる大きな要因の一つです。
昭和の価値観が正しかったという訳でも
ありませんが、振り返るとおおらかさは
ありました。
ワンマン経営が出来なくなっている
ワンマン経営というとネガティブが意味で
語られる事が多いですが、実際ほとんどの会社が
ワンマン経営です。
会社のビジョンや内容について一番切実に
考えているのは社長なので、ワンマン経営が
一概に悪いものだとは思いません。
ただ、昭和の時代では普通だった事が今では
パワハラと言われ、仕事の進め方や社員に対して
気を遣う時代になりました。
家庭において
このご時世、家族を持ててるだけで自分は
恵まれていると思います。
妻は子供達を愛してくれていますが、
育った家庭環境も違うので
やはり引っ掛かる部分はあります。
ウチの子供達は娘6才、息子4才。
・6才の娘が私に対して、かなりきつめに悪口を言う
・妻がどうしても娘より
子供の悪態くらい優しく受け入れてやれと
思われるかも知れませんが、問題は妻がそれを
許容、もしくはネタ的に喜んでいる空気感が
娘を助長させています。
娘の思考は私にそっくり、悪口の言い方も
自分の昔を見ているようで、正に因果応報(笑)
妻からすると同姓の娘の気持ちを理解しやすい
のだと思います。
私も同姓の息子が悪気なく行った事で
怒られてる姿をみるのは不憫な気持ちになります。
もしかすると、他のご家庭で似たような事は
あるかも知れません。
そんなとき、つい「まあこんなもんか」
と諦めてしまいがちですが、行き過ぎた
コミュニケーションは家庭で是正する必要があると思います。
このままでは家族間で分断が生まれるかも知れません。
家庭内で許容される事は、外でもやってしまうので、
ここは向き合っていきたいと思います。
中年男性はやっぱり厄介者?
私ははてなブログの中では、子育ての記事を
よく拝見させて頂いています。
家族に対する気持ちの描写をすごく繊細に
書かれているのを読んだりすると、自分は
まだまだ家族の気持ちへの理解する共感度が低い気がします。
文章というのは恐ろしく、その人の視座や
どこにフォーカスがあたっているかを
赤裸々に語ります。
私のように家族に対する共感力が低い人も
少なくないと思います。
しかも中年は頭は固く、体は臭くなってきます。
客観的に考えると中年男性が嫌厭される理由も確かにあります。
中年の生存戦略
今自分が持っているもの、全てを手放すかも
知れない、そういう可能性もある。
くらいの心持ちで生きていくのも一つかも知れません。
家族、仕事、お金・・全て失う事もあるかも知れません。
あくまで心持ちの話ですが、40代が仮に人生の
折り返しだと考えると、今と同じ価値観を後40年も
持つと考えると恐くなります。
清潔感を意識する
個人的にはいまだに多少服が好きですが、
お洒落をしましょうという訳では無く、
せめて清潔感を心掛けたいと思います。
体を鍛える
マッチョになる必要はないと思いますが、
身体能力をキープする事はメンタルにも
いい影響を与えます。
これは経験からも言えます。
お金を掛けずに自宅でシャドーボクシング
でもどうでしょうか。
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座禅を組む
一番伝えたいのはこれかも知れません。
一日3分からでもいいです。
色々とメンタルケアの動画や本も読んで
来ましたが、禅は歴史が違います。
私は禅の本質には程遠いですが、
座禅習慣が一番しっくりきています。
ジャーナリング
ジャーナリングも色々なやり方、考え方が
あります。
正直私も色々試してみましたが、この本の
やり方で2年程やっています。
人に感情は本当にコロコロ変わります。
ジャーナリングを続けていると、
自分がどこにフォーカスをあてているか
把握しやすくなります。
機嫌よく生きる
中年が機嫌悪いのは最悪です(笑)
でも、これ案外難しいんですよね。
例えば機嫌が悪くなるような事が起こった
とします、生きてると色々起こります。
ただ、ほとんどの事が機嫌を悪くする程の
事ではありません、自分が損なだけです。
と書いてはいますが、中々難しいのですが、
機嫌よく生きる事の優先度を上げるように
意識しています。
転職や起業の準備をする
無理にする必要はないのですが、
そういうアクションをすることで、
心が軽くなる要因の一つになります。
私ですとブログもその一環です。
掛けた時間に対しての成果は完全に
自己責任です。
これからAIの台頭でますますブログは
厳しい状況に置かれるのに、なぜわざわざ
ブログをするのか(笑)
何を成果とするかも自分で決めますが、
起業家的思考の育む要素はあります。
最後に
中年は仕事、家族、体力の低下、老後の問題。。。
本当に色々重なります、
現代中年男性の置かれてる状況は厳しいと
自覚しつつ、明るく前向きに生きていきたいと思います。
それではよい中年ライフを!
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