30年振りに復刻デニムLVC 501XX
(Levi's® Vintage Clothing)
(リーバイス・ヴィンテージ・クロージング))
を購入しました。
30年前LVCとは言わずレプリカとよく
言っていました。
1995年頃、10代の私は古着ブームにどっぷり。
色落ちを楽しめるレプリカを履いていました。
もうすぐ半世紀生きてますので、色々な
ファッションを楽しんできましたが、
オッサンになって一周回ってオーバーサイズで
ジーパンを履きたくなりました。
ゴリゴリのジーンズマニアの方には物足りない内容かも知れません
久しぶりの購入の不安
LVCはリジットなので縮みます。
2インチ(約5cm)縮むと言われてますが、
個体差もあります。
501は20年にブラックデニムで履いたきり。
現在持っているのは568のグレーのみ。
しかも568はウエスト29でほぼジャスト。
👇本人写真です、568
リーバイスの公式でも言われていますが、
ウエスト30でジャストで履きたい場合は
ウエスト32を選びます。
このジャストの定義はベルト無しでも
履こうと思えば履けるくらいだと思います。
私の場合リーバイスだとウエスト28か29がジャスト。
今回はオーバーサイズで履きたいので、
ウエスト32くらいで履きたい。
ウエスト29の568も試着ではベルト無しでも
いけそうでしたが履いてると少し緩くなります。
ウエスト33にするか悩みましたが
徹底的に調べて、ウエスト34を購入。
※2インチ縮みを想定
糊落とし~裾上げまでの動画
1分30秒の動画に購入から裾上げまでを
まとめました。
こういった動画作成は初めてなので、
やさしい気持ちで見てあげてください(笑)
👖 66モデル|洗濯によるサイズ推移(単位:cm)
私のジーパンは股下が7.5cm縮みました。
ウエストはよく言われるように、2インチですね。
状態 | ウエスト | 股上 | 股下 |
---|---|---|---|
購入時 | 44 | 30 | 85 |
糊落とし | 41 | 29 | 80 |
洗濯一回目 | 40.5 | 28 | 80 |
洗濯二回目 | 39 | 28 | 78 |
洗濯三回目 | 39 | 28 | 77.5 |
個体差はあると思いますが、わたりと裾は縮は
数字上はありませんでした。
裾上げに持って行く前にもう4回目の洗濯では
数字の変化はありませんでした。
裾上げ迄の洗濯
2~3回履いて洗濯、洗剤は主に中性洗剤で洗濯しました。
過度な色落ちを防ぐ為に中性洗剤を使いました。
私は乾燥機は使っていないのですが、サイズの
様子を見ながら使った方がいいと思います。
中年とリーバイス
昨今は職場でも私服OKなところが増えています。
私の職場も服装自由な職場なので、
平日も履けます。
オフィスカジュアルでは足元は革靴と
ジャケット合わせたいところです。
足元のイメージ画像👇
エイジング 色落ちが楽しめる
これは本命の楽しみではないでしょうか。
30年前にLVCを履いていた頃はジーパンは
洗わないという風潮がありました。
今でも再度糊付けしたり、洗濯をしなかったり
ヒゲやハチノスをガンガンつける楽しみも
あると思います。
当時の私もほとんど洗濯せずに、いい感じの
色落ちに成功しました。
ただ今回はほどほどに洗濯してほどほどな
色落ちを楽しもうと思っています。
具体的には3~5回履いて洗濯くらいの
ペースで楽しむ戦略です。
洗濯は裏返し、洗剤は基本中性洗剤か、
蛍光剤が入ってないタイプを使う予定です。
こういうナチュラルな感じ、
いいんじゃないでしょうか。
66モデルを選んだ理由
LVCはどのモデルも魅力的ですが、
10代の頃から密かに憧れていたのは66モデル。
ぼてっとしたお尻と緩やかな
テーパードとイエローステッチが
たまりません。
ウエスト34で履いてると本当にお尻大きいです。
それがまた、今の気分にピッタリです。
また、色落ちしたジーパンのイエローステッチは
独特のかっこよさがあります。
自分の身長とジャケットとの相性を
考えて66モデルが一番しっくりきました。
中年が今あえてオーバーサイズを選ぶ理由
ジーパンは着方によってお洒落にもダサくもなる、
特に中年のコーディネートは割と難しい。
いや、ダサい日があってもいい。
イタリアファッションを中心にした細身
一辺倒の時代も移り変わり、街でもゆったりめの
コーディネートが増えてきました。
今がオーバーサイズに挑戦するチャンスです!
3~4インチアップのサイズ感
裾上げ前でロールアップしています。
これは洗濯3回目なので、
これ以上はほとんど縮みは出ません。
そんなに太く無いですよね。
言われないとわからないくらいの
テーパードがコーディネートしやすいです。
私はこのジーパンではインして楽しみたいと思ってます、
ゆったりめのラルフローレンのシャツなんかも合います。
着用レビュー
オーバーサイズのメリットとして下記があります。
66モデルの特徴としてはお尻、股関節周りがゆったり
しています、これは座り仕事で重宝します。
- ウエストが大きいのでポケットが使いやすい
- 座った時の締め付けがない、膝も引っ張られない
- ゆったりだけど、そんなにダボダボでは無い
- 案外涼しい
- チャックじゃなくても割といける
ジャストサイズで履くのも当然いいのですが、
オーバーサイズで履くのもジーパンの醍醐味
の一つだと思いました。
オーバーサイズだとボタンフライも楽です。
ファッション的にも実用的にも一本あれば
かなり便利です。
LVCのサイズ選び
私は今回ウエストのジャストが29で
34のLVCを購入しました、
5インチ差があります。
ただ、ジャストのウエスト+3インチ
くらいが66モデルのジーパンとしての
綺麗さが一番際立つ気もします。
ジャストで履くならシンプルにプラス2インチ
ちょっとゆったりめならプラス3~4インチ
オーバーサイズならプラス4~5インチ
リゾルト710との比較
まだ私が細身の服をよく着ていた頃にリゾルトの
710をウエスト30レングス30で履いてました。
710は66モデルをモチーフにしているらしいのですが、
サイズは違えど結構違うなと思いました。
リゾルトの提案は割とジャストめで股下も短め
だと思います。
なので普通のビジネスカジュアルとしては
710の方が合わせやすいです。
👖 RESOLUTE 710 vs LVC 501 66モデル|サイズ&シルエット比較
項目 | RESOLUTE 710 | LVC 501 66モデル |
---|---|---|
シルエット | 細めのテーパードストレート | やや細めのストレート(テーパード弱) |
ウエスト感 | ややタイト(表記より小さめ) | 実寸大きめ(表記より+1〜2cm) |
股上 | やや浅め(ハイライズ寄り) | 標準〜やや深め |
股下の縮み | ワンウォッシュ後に2〜3cm程度 | 糊落とし+洗濯で5〜7cm縮むことも |
太もも〜裾 | キュッと締まるテーパード | ワタリやや太め、裾はストンと落ちる |
洗濯後のシルエット | 足に沿うきれいなライン | やや丸みが出て、クラシック寄り |
色落ち傾向 | 均一にシャープ(青さが残る) | アタリ・ヒゲが出やすくムラ感が強い |
おすすめサイズ選び | ジャスト〜0.5インチUP | ジャスト〜1インチダウンもあり得る(縮む前提) |
しかもレングスまで細かく設定されているので
裾上げの手間もありません。
ただ、腰から股関節周りは座ってる時きつかったです。
高いか安いか?
38,500円 まあ正直安くは無いですね^^;
価格推移を表にしました。
私の場合は少し前に上でご紹介した568を
購入してやっぱりリーバイスいいなと
再認識しました。
ジャケットにも合わせれて、子供を遊ぶ時も
気にせず履けるのが魅力ですね!
📈 LVC(リーバイス復刻ジーンズ)の価格推移|年表まとめ
年代 | 主なモデル | 国内価格(目安) | 備考 |
---|---|---|---|
1993年〜1995年 | 501® 復刻(1933/1947/1955など) | ¥18,000〜¥25,000 | LVCという名称は未使用/一部セレクトショップ限定 |
1996年〜1999年 | LVC初期モデル(欧州限定販売) | ¥22,000〜¥28,000 | ヨーロッパ先行スタート/赤耳デニム使用 |
2000年〜2005年 | 501® LVC 1947/1955/1966 など | ¥26,000〜¥32,000 | 日本国内でもLVCの取り扱いが本格化 |
2010年頃 | LVCレギュラーモデル | ¥34,000前後 | 為替や生産拠点変動の影響あり |
2020年 | LVC 501® 66モデル・1947モデル等 | ¥39,600 | コーンミルズ最終在庫を使ったシリーズなども話題 |
2025年現在 | LVC 501®シリーズ(定番) | ¥42,900〜¥49,500 | インフレ・原材料高騰・ブランド価値向上により上昇 |
裾上げ:自分だけの一本に仕上げる
丈詰めは十分考慮が必要なポイントです。
どういうコーディネートをするか、
イメージしないといけません。
私の足の長さの実数は82cmですが、パンツの股下は
70~74cmと大体決めております。
これで私の好みである、ノークッションに仕上がります。
ただ、これはウエストをジャストでの話で
オーバーサイズのパンツの
場合は同じようには考えれません。
腰回りが大きいので股下の位置が下がる
そこを考慮して股下の丈を計算しないといけません。
腰履きで股下位置も下がるので、いつもの
丈感なら70cmくらいかも知れません。
ですが、66モデルはそんなに太さは感じず
ロールアップも出来るので、72cmにしました。
足の長さマイナス10cm
裾上げの店選び
30年前にも持って行ったアメ村のしょうちゃん堂に
しました。
折角のLVCなので、チェーンステッチにしたいですね。
洗濯や穿き込みを繰り返すと、チェーンステッチ部分に「ねじれ」
が出て、独特の波打つようなアタリ(色落ち)になります。
事前に調べてチェーンステッチ可能というお店で
お願いすることをおすすめします。
裾上げ前のわずかな期間でもうねりが出てます。
最後に:初心者でもLVCは育てられる
自分がB系やイタリア系のファッションを
してる時、正直リーバイスのポケットのステッチ
ってあんまりかっこよくないって思ってました(笑)
ただ、コーディネートされたリーバイスは
格別のカッコよさがあります。
最後までお読み頂きありがとうございます。
昔履いていた人はもう一度、
履いた事が無い人も新たな世界を垣間見るのは
いかがでしょうか?
こちらは私が購入前のワクワクを記事にしました。
是非、品番選びの参考にしてくださいね!
リーバイスからのお手紙
リーバイスから履き方の洗い方の説明が
ありましたので、要約しておきます。
👖 自分の履き方スタイル
スタイル | 特徴 | サイズ選び |
---|---|---|
KEEP 'EM RIGID | 洗わずに育てたい人向け | ウエスト:1サイズ下 / 丈:ジャスト |
DIP IN THE 'TUB | 湯浸けで縮ませて体に合わせたい人向け | ウエスト:ジャスト / 丈:2サイズ上 |
WASH 'EM GOOD | 気にせずガンガン洗いたい人向け | ウエスト&丈:2サイズ上 |
私はジーパンだけを湯浸けします。
■ このモデルが意味すること 要約
-
1967年にヒッチハイクでサンフランシスコへ向かった
-
若者たちが履いていたような、“たった一度の時代”を象徴するジーンズ。
-
サマー・オブ・ラブ(1967年)を彩ったジーンズであり、
それ以降の変化を前にした、最後の“本物のビンテージ”の姿。
よくある質問(FAQ)
- Q. LVC 501 66モデルとは何ですか?
- A. 1970年代前半のリーバイス501を復刻したモデルで、やや細身のストレートシルエットとイエローステッチが特徴です。
- Q. LVCのジーンズはどれくらい縮みますか?
- A. ウエストで約2インチ(約5cm)、股下は最大で7cm前後縮むことがあります。
- Q. 糊落としはどうやって行いますか?
- A. お湯に数時間浸けた後、中性洗剤で洗濯機にかけるのが一般的です。
- Q. 裾上げはどこでやるのがいいですか?
- A. チェーンステッチが可能なジーンズ専門店がおすすめです。
- Q. オーバーサイズで履くときの注意点は?
- A. 腰履きになるため、裾上げは短めに設定するのがバランス良く仕上がります。
- Q. RESOLUTE 710との違いは?
- A. RESOLUTEは細身&ジャスト、LVC 66はややゆったりでヴィンテージ感が強めです。
- Q. LVCの価格は上がってきている?
- A. はい、1990年代は2万円台でしたが、2025年現在では4~5万円に上昇しています。
- Q. 中年がLVCを履いても大丈夫?
- A. むしろ大人の色落ちを楽しむにはぴったり。ジャケットや革靴と相性も良いです。