
こんにちは、nyandjです。
ありがたいことに、普段から
「どのノートPCを買えば失敗しませんか?」と聞かれます。
で、毎回思うんですよ。
PCの説明って、急に専門用語が飛んできて“脳が停止する瞬間”がある。
Core i5 とか、16GB とか、SSD とか。
インフラ屋の僕からするとただの記号なんですが、
PCに詳しくない人からすると「え、また数字?」ってなるんですよね。
だから今回は、難しい言葉はすべて“生活のモノ”に翻訳して説明します。
ノートPCのスペックは、ぜんぶ日常のものに置き換えられる
まずはこれだけ覚えてください。難しくないです。
- CPU → 頭の回転速度
- メモリ → 作業机の広さ
- SSD → 本棚の大きさ
- 重さ → あなたの肩が死なないかどうか
- バッテリー → 外出中の「充電どうしよう」不安の少なさ
- 保証 → もしもの保険
この6つだけ分かれば、
「細かい型番が全然わからない…」という人でも大丈夫。
僕も仕事柄いろんなPCを触ってきましたが、
結局この6つのバランスで“快適さ”は決まるんです。
じゃあ、どれくらいあれば5年安心なの?
(※ここも生活の感覚で話します)
● CPU(頭の回転)
→ “Core i5以上”=ふつうの仕事が全部できる脳みそ
→ “Core i7”=ちょっと忙しくても余裕でこなす脳みそ
PCに詳しくない人は、まずここだけでOK。
● メモリ(机の広さ)
→ 16GB=そこそこ広い机。資料もコーヒーも置ける。
→ 32GB=L字デスク並みに広い。何を広げても余裕。
Zoom+資料+ブラウザ30タブみたいな使い方をするなら、32GBが精神的にラク。
● SSD(本棚)
→ 512GB=ふつうの人はまず困らない
→ 1TB=写真・動画をよく扱う人でも安心
256GBは…本棚がすぐパンパンになるのでおすすめしません。
メーカーの違いも“生活感”で理解できる
専門用語より、生活のリアルで話したほうが早いです。
● DELL → 無印良品みたいな、実用最強の家具
値段がちょうどいい
性能も必要十分
保証もちゃんとある
→ PCに詳しくない人が失敗しない“安心の定番”
● Let's note → 軽くて壊れない、外仕事向けのプロ仕様バッグ
とにかく軽い(約999g)
とにかく頑丈
バッテリー長持ち
→ 毎日PCを持ち歩く人のための1台
● VAIO → 持つだけで気分が上がる“上質な万年筆”
デザイン良い
打鍵感も上質
所有感がある
→ モノとして好きになれるPC
“PCに詳しくない人でも迷わない”スペックのまとめ
CPU → Core i5以上
メモリ → 16GB、余裕あれば32GB
SSD → 512GB以上
重さ → 1.3〜1.5kgでも十分軽い
バッテリー → 外出時間に合わせて
保証 → できればつけるほうが気楽
ほんと、これだけで5年安心。
結論:PCに詳しくない人は「DELL Inspiron 14」でOK
理由はシンプル。
価格が手頃
頭の回転(CPU)も十分
机(メモリ)も広い
本棚(SSD)も必要十分
保証も延長できる
つまり、
“使いやすさ・安心・コスパ”の三拍子が揃ってる
モデルです。
僕自身、仕事でガッツリ使っても問題なし。
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持ち歩きが多いなら「Let's note FV」
999gは反則級。
水筒より軽いです。
しかも壊れにくい。
価格は高いけど、
「毎日カバンに入れる」
「電車やカフェで作業する」
「出張が多い」
という人は圧倒的にこっち。
やすいとは言い難いけど、魅力的。
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デザインと所有感まで求めるなら「VAIO S14/SX14」
VAIOは“触った瞬間の気持ちよさ”がある。
これはスペックでは測れない部分。
打鍵感
ボディの剛性
デザイン
全部が「整ってる」。
毎日使うなら、こういう快適さも大事。
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ノートパソコンは“動画を見るだけの機械”じゃない?
昔はノートPCといえば、動画を見たりネットサーフィンをするもの、
というイメージがありました。
でも今は、仕事や作業で使うことが多くなっています。
だからこそ、「しっかり動くこと」「軽くて持ち運べること」
「長く使えること」が大事になってきました。
MACとの価格差
CPU、デザイン等コンセプトが異なるので単純なスペック比較は出来ませんが、
MACで30G以上のメモリのPCだと50万、もはや中古車の値段ですね^^;
丁度円安の影響もあって極端な金額になっているかも知れません。

メーカー直販のメリット、デメリット
メーカー直販サイトは柔軟なスペックを選べて、価格も安い事が多いです。
この自由度が逆にわかりにくい場合があるのと、サポートは余り手厚くないです。
PCが送られてきて後は自分でやってねーという感じです。
CPUについて
CPUについて簡単にご説明いたします。
現在10~20万円台のノートPCでは下記のCPUが多く採用されています。
- Core i5 Officeの利用が中心、通常業務での利用が多い
- Core i7 マルチタスク、ブラウザのタブ使いまくり
- AMD Ryzen 7 動画作成にも適している
| 項目 | Intel Core™ i5-120U | Intel Core™ i7-150U | AMD Ryzen™ 7 8840HS |
|---|---|---|---|
| 世代 | 第13世代 | 第13世代 | Ryzen 8040シリーズ |
| コア / スレッド | 10C / 12T(2P+8E) | 10C / 12T(2P+8E) | 8C / 16T(全て高性能コア) |
| 最大周波数 | 4.6GHz | 5.0GHz | 最大5.1GHz |
| 内蔵GPU | Intel® Iris Xe | Intel® Iris Xe | AMD Radeon™ 780M |
| グラフィック性能 | 標準的(動画・事務) | やや高め(軽い編集作業) | 高め(動画編集・軽めの3Dも) |
| おすすめ用途 | 一般事務・在宅ワーク | マルチタスク・資料作成 | クリエイティブ作業・処理速度重視 |
| 価格感(目安) | 比較的安価 | 中価格帯 | やや高めだが高性能 |
最後に
最後に。
電気屋さんに行くと、
同じスペックなのに値段が全然違うPCってありますよね。
あれは、
・ボディの素材
・キーボードの心地よさ
・放熱設計
・バッテリーの質
・静音性
・保証の手厚さ
こういう “見えない部分” にどれだけコストをかけているかの違いです。
つまり、スペック表は同じでも
「毎日のストレス」はぜんぜん違う。
で、正直に言うと——
僕がこの記事を書いてる理由は、
DELL・Let’s note・VAIOの3つが“バランスよく
まとまってる”と心から思ってるからです。
むしろ、そう思わへんかったらこんな記事書きません(笑)
もちろん、
この3つ以外にもいいPCはあります。
でも、迷っている人にいきなり“全部の選択肢”を渡すと余計に分からなくなる。
だからこの記事は、
**「まずはこの3つを基準に見てみてください」**
という“ベンチマーク”として置いています。
この3つを軸にすれば、
電気屋さんで別のPCを見ても
「あ、これはDELLより軽いな」
「VAIO並みに作りがいいかも」
「Let’s noteより安いけど用途的にアリやな」
みたいに、比較の視点が手に入ります。
PCに選びに迷ってる人が
“迷わないための地図”として、
この記事が役に立てば嬉しいです。
| 項目 | DELL Inspiron 14 | Let's note(FVシリーズ) | VAIO(S14 / SX14) | マウスコンピューター(mouse X4など) |
|---|---|---|---|---|
| モニター | 14インチ(FHD) | 14インチ(FHD、ノングレア) | 14インチ(FHD / 4Kあり) | 14インチ(FHD、ノングレア) |
| CPU | Core™ i5-120U Core™ i7-150U Ryzen™ 7 8840HS |
Core™ i5-1335U Core™ Ultra 5 125U |
Core™ i5-1334U Core™ i7-1355U |
Core™ i5-1334U Core™ i7-1355U Ryzen™ 5/7(モデルにより) |
| メモリ | 16GB / 32GB | 16GB(固定) | 8GB ~ 32GB(選択可) | 8GB ~ 32GB(BTO可) |
| ストレージ | 512GB / 1TB SSD | 512GB / 1TB SSD | 256GB ~ 1TB SSD | 256GB ~ 1TB SSD |
| 重量 | 約1.54kg | 約999g | 約1.34kg | 約1.41kg |
| バッテリー駆動時間 | 約8~10時間 | 約14時間 | 約10~15時間 | 約8~10時間 |
| 価格帯(税込) | 約10万~13万円 | 約23万~30万円 | 約13万~20万円 | 約10万~16万円 |
| 保証内容 | 1年標準保証 有料で最大4年延長可 |
1年引取保証 法人向けに延長プランあり |
1年センドバック保証 3年延長保証プランあり |
1年センドバック保証(標準) 3年保証モデルあり |
| 販売サイト | DELL公式 | Panasonic公式 | VAIO公式 | マウス公式 |